3月11日(屋久島)
朝4時に旅館を出発。
荒川登山口です!ここから縄文杉を目指しました。この時刻がちょうど6時。
ただし、登山と言っても最初の2時間半はこのようなトロッコの線路の上をてくてくと歩いていきます。昔屋久島の杉を運び出したりするのに使われてた線路ですね。
この道が延々と続きます。この線路の道がまたいいんですよ。いい味出してます。普通のハイキングって感じで途中途中ガイドさんの説明を挟みながらどんどん森の奥へ。
2時間半くらい歩くと、ようやく登山のスタート地点(線路の終わり)へとたどり着きました。ここからは完全に登山ですね
しかしこのあたりで雪が降り出しました。雨よりはいいけど雪って…。雪が積もってる道の登山なんか初めてなんですけど。翁杉も雪を被っています。
道ではこのような奇妙な形をした氷をよくみかけます。ガイドさん曰く、急に冷え込んで普段土から出てる水蒸気が凍っちゃうとこうなるとのこと。
こんな感じで見かけるんですよ。奇妙な形をしているでしょう?
途中で屋久鹿を見つけて「ヤックルーーーーー!!!!」とかやりながらついにやって来ました縄文杉。この時点で11時20分なので、荒川登山口からおよそ5時間半での到着でした。本当に寒いししんどかった…
ここにくるまでも散々アホみたいにでかい杉を見かけてきましたけど、こいつはやっぱり別物ですよ。5時間半も長々と登ってきましたけど本当に良かったです…馬鹿なので良い…良い…としか言えねえ……
10日は暴風で着陸できなかった飛行機も多く、登山者が少なかったのが幸いしてか縄文杉の周りで20分くらい過ごすことができました。いつもは順番待ちして写真撮ったらはい下山ーって感じらしいですね。
ガイドさんが持ってきたこだま(の貯金箱)と一緒に写真を撮ったりして遊んだらすぐ下山。11時半過ぎに下山を始めて、荒川口に戻ったのが15時半過ぎでした。脚もガクガクしてて途中何度か滑ったりしたけど怪我もなく無事に帰ることができて良かったです。
宿に戻ったら近くの居酒屋で飛び魚の一夜干しをつまみに屋久島の芋焼酎「三岳」を飲みました。
これが本当に美味い。三岳ってこんなに美味しかったっけ…?ってくらい美味い。屋久島の水は超軟水でとてもまろやかなんですね。ちなみに、ガイドさんに聞いてみたら氷や水も屋久島の水から作ってるから美味しいんだよ、家に持って帰って水道水とかで作ったらあれ…?ってなるからと笑いながら言われたので買って帰りませんでした
宿に戻ってもう一杯とチューハイをあけてたらいつの間にか寝てしまっていました。こうやってくたくたになるまで身体を動かして酒を飲んで寝るのは最高ですよ。本当に充実した一日でした。
おわり