柑橘メカニズム

みかんの皮をぎゅってやった時の汁が目に入ると痛い

2月20日

ついに!ついに修論が終わりました!

というわけで終電逃すまで打ち上げしてたら連続日記更新記録が途絶えてしまった。ちょっと悔しい。

 

私は午後の部での試問だったんですが、午前中試問にいってた助教のおばあちゃんにどんな感じだったかと聞いてみると「いや~やっぱり厳しい質問でてるね!『その研究にどんな意義があるの?新規性は?』とかって聞いてる先生もいた」って言ってたので、うわ~~~~~~~~やめてくれ~~~~~~~~~~~~~~って思いながら試問に臨みました。

二年前は緊張で他のこと考える余裕すら無い状態でしたが、今日はあまり緊張もしませんでした。質問にも特別にきつい質問が来ることもなく(そういう質問がきたらもうそれ研究としてどうなのレベルなので無いのはわかってたのですが)、冷静に答える事ができたので、やっぱり成長しているのかなあと少しうれしくなりました。

 

打ち上げの時に話していたんですが、ようやく研究がちょっと面白くなってきたところで学校を去らなくちゃいけないのがもったいないなあと。M2になってようやく知識がそこそこついてきたのか、自分の研究だけでなく他人の研究に関しても議論ができるようになってきたんです。自分の研究も、ようやく新しい道が見えたところ(2月頭に騒いでたところです)だったので、これからってところだったんです。もったいないなあと。

 

何事も長く続けないと面白さを理解できないんですよね。私は剣道をもう16年くらいやっていて、今でこそ剣道は大好きですが、実は中学2年生くらいまで剣道はあまり好きではありませんでした。

私の一家は剣道一家なので、ただ惰性でやっていただけだったんですね。でも中学3年生くらいで試合に勝てるようになってからどんどんおもしろくなっていった。剣道を面白く感じるまでに実に6年くらいかかっています。よー6年も続けたわ

 

ちょっとだいぶお酒入ってるので、ちゃんと文章かけてるか不安なんですけど、つまり、何が言いたいのかというと、理系で学部卒で就職するのはもったいないということ。修士に進んだのは、正直モラトリアムがもう少し欲しかったからですが、今となっては修士に進んで本当に良かったと思います。修士に進まなければ、研究というものがどのようなものか全然わかりませんでした。幸運だなあと思います。

 

なにはともあれ、無事に修了できる見込みとなりました。よくよく考えてみると(普通のほうの)論文を仕上げなきゃいけないし、学会もあったりしますが、もう実質最期の完全なモラトリアムです。これから一ヶ月遊び倒すぞ~~